この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
月の姫~夢占(ゆめうら)の花嫁~
第48章 永遠
 下町の我が家を出たのは昼を回った刻限だから、もう随分と時間が経ったことになる。


 あの小窓では、子どもでさえ自由に出入りはできない。しかも、ご丁寧に窓には幾本も桟がついている。



 明華は長い息を吐き出し、手のひらで湯を掬った。腕を伸ばした弾みで、湯の雫が白いしっとりした肌をつたい落ちる。湯には香料か何か入っているのか、透明ではなく乳白色で、良い香りが漂った。
/8167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ