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第48章 永遠

　明華の処遇については、ヨンだけの意向で決めることはできなかった。この時点で、明華は妊娠四ヶ月に達していた。衣服の上からではまだ妊婦とは判らないが、既に懐妊中であるからには、いきなり王妃に冊立は難しいというのが議政府の丞相たちの意見だった。




　そのため、明華はまず側室として後宮に入り、改めて立后させるという手順が妥当ではないかという結論に達したのである。