この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
月の姫~夢占(ゆめうら)の花嫁~
第48章 永遠
貞哲王后にはあまたの逸話が残っている。



 ある日照りの年には王宮で何度雨乞いをしようとも雨ひと粒降らなかったのに、貞哲王后が祈った途端、輝く太陽が雲に閉ざされ、土砂降りになった。



 飢饉の年には恵民署で大々的な炊き出しを行い、貞哲王妃も自ら平服に襷掛け、白い前垂れ姿で炊きだしを手伝った。恵民署の前には長蛇の列が並び順番を待っていたところ、列の最後尾に並ぼうとした老人を若者が突き飛ばし、順番を横取りした。
/8167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ