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月の姫~夢占(ゆめうら)の花嫁~
第6章 新月
 気が触れたように高笑いする王を、ソファは気味が悪いもののように見つめた。




 ふと、彼の整った面から笑みがかき消えた。ソファは咄嗟に眼をまたたかせた。見慣れた彼の顔が一瞬、別人に見えたのだ。が、眼を閉じて少しく後、開いてみても、やはり見慣れた王の顔だった。
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