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月の姫~夢占(ゆめうら)の花嫁~
第7章 真実
「一ヶ月前でしたか、郊外のかすみ草の咲く野原に連れていって頂いた日のことです。殿下のお母君のお墓にお参りしましたよね。あの時、何か秘密をお持ちなのだとは感じました」




 更には彼自身も秘密を持つ身だと言っていた。だから、ソファの事情を詮索しないのだとも話していたではないか。
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