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月の姫~夢占(ゆめうら)の花嫁~
第7章 真実
 数度目かの脱走で捕まったときは、嬪宮は幼い彼を鞭打ちながら言った。




ー今度、お前が脱走したなら、母親の生命はないものと思え。あの女がのうのうと生きながらえておるから、そなたが母恋しさに逃げようとするのであろう。いっそ殺してしまえば、そなたには最早帰る場所もない。
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