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悪魔から愛されて
第6章 悪魔の力
「…何をするつもりですか、私帰ります…」
「教えてあげるよ…西条さんが俺に夢中になった理由をね…」
立ち上がった私は、すぐに壁に押し付けられた。
逃げようと抵抗するが、動けない…
「やめてください…何をするんですか…」
「本当に止めて良いのかな?君も本当は望んでるんじゃないかな…俺を…」
「望んでなんて…いません。止めてください。」
龍崎部長は嫌がる私を押さえつけて、口づける。
「うぐ…う…う…」
唇で塞がれて声が出ない…
私の唇を舌で舐めるような口づけ…
嫌なのに…ぞくぞくする…
嫌なのに…抵抗できない…
嫌なのに…もっと欲しくなる…
嫌なのに…
私は全身の力が抜けてくる…
龍崎部長の口づけは更に深くなる…
私の口をこじ開ける様に、舌が私の奥へと入り込む…
嫌…でも…ぞくぞくが込み上げる…だめ…