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不倫研究サークル
第3章 初めてのカノジョは美少女
「え……と、ゆ、雪村さん? 今……なんと?」僕は完全に声が裏返ってしまった。
「その、わたしのカレシになって欲しいんです。 わたしを圭君のカノジョにしてください」
(?????)
ますます、分からない。僕は思考が追いつかず、目をパチクリさせてしまう。
「あ、もちろん、ご迷惑なのは分かっています。
だから……嘘の関係で良いんです」
「嘘のカノジョで良いので……当分の間、わたしと付き合ってください」
冷静に考えれば当たり前の事だ。
目の前にいるのは、誰もが振り向く超絶美少女だ。
そんな女の子が僕に告白するなんてことは1ミリも考えられない。
(そうだよな……、嘘の関係……でも、それで雪村さんが救われるのなら……良いか)
「あはは、ビックリした~ 笑」
「要するに、今みたいに僕がカレシとして雪村さんの盾になれば良い、ってことだよね」
「あの……わたしは……」
「大丈夫です。僕がちゃんと役割を全うしますから」
「あ、ありがとうございます……それから、わたしのこと『小梢』と呼んでください」
(そ、そうだよな……嘘とは言え恋人なんだし、名前で呼ぶよな……)
「小梢ちゃん」
(うおおおおおーーーー、言ってしまって、すげえ恥ずかしい!)
「あ、いえ、呼び捨てにしてください、友達は、あ、女友達ですけど、みんな『小梢』って呼びますから、その方が馴染みあります」
(あひ、あひ、あひゃひゃ……)
「こ」
「こ」
「こ」
「こ、こずえ」
「はい、圭くん」
こうして僕に、人生初のカノジョができた……。
嘘のだけど。
「その、わたしのカレシになって欲しいんです。 わたしを圭君のカノジョにしてください」
(?????)
ますます、分からない。僕は思考が追いつかず、目をパチクリさせてしまう。
「あ、もちろん、ご迷惑なのは分かっています。
だから……嘘の関係で良いんです」
「嘘のカノジョで良いので……当分の間、わたしと付き合ってください」
冷静に考えれば当たり前の事だ。
目の前にいるのは、誰もが振り向く超絶美少女だ。
そんな女の子が僕に告白するなんてことは1ミリも考えられない。
(そうだよな……、嘘の関係……でも、それで雪村さんが救われるのなら……良いか)
「あはは、ビックリした~ 笑」
「要するに、今みたいに僕がカレシとして雪村さんの盾になれば良い、ってことだよね」
「あの……わたしは……」
「大丈夫です。僕がちゃんと役割を全うしますから」
「あ、ありがとうございます……それから、わたしのこと『小梢』と呼んでください」
(そ、そうだよな……嘘とは言え恋人なんだし、名前で呼ぶよな……)
「小梢ちゃん」
(うおおおおおーーーー、言ってしまって、すげえ恥ずかしい!)
「あ、いえ、呼び捨てにしてください、友達は、あ、女友達ですけど、みんな『小梢』って呼びますから、その方が馴染みあります」
(あひ、あひ、あひゃひゃ……)
「こ」
「こ」
「こ」
「こ、こずえ」
「はい、圭くん」
こうして僕に、人生初のカノジョができた……。
嘘のだけど。