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体育倉庫のハイエナ
第20章 20
殊更に言う必要など、全くないのかも知れないけど、ペニスと言えば普段は男が隠している部分だ。
もしも女子が、何かしらの事故でそれを垣間見たら、殆どの場合は顔を真っ赤にして目を背けるか、悲鳴を上げるはずだ。
そのペニスを、顔を赤らめて目を逸らすはずのペニスを、いつもはスパゲッティやレアチーズケーキなんかを頬張っている口に、銜え込む。
“オシャブリ”――女性が男性のペニスを口で愛撫する所謂“フェラチオ”は、ついさっき奈津子が「悪いコトしてるみたい』といった通り、確かに背徳感を湛えている気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
時に、奈津子は今もなお、存分の粘着性を発揮して、舌でレンヤのペニスを愛撫する“オシャブリ”の背徳感を楽しんでいる。
たった今、奈津子は時間をかけて口の中に溜めた唾液を、薄く開いた唇から意図的に溢れ出させて、唇を唾液塗れにしたところだ。
その唇を、ねちゃぁぁッ!と、ペニスの右側から肉茎に押し当てた。
然る後、唇を慎重に肉茎から浮かせれば、奈津子の唇とレンヤの肉茎との間を、透き通ったヨダレの糸が繋いでいる。
そのヨダレの糸を、奈津子は目を細めて見つめて、やがては、見つめるうちに込み上げてきた興奮と感動は到底ひとりでは抱えきれないのか、その事実をレンヤに報告した。
「レンヤ先輩、見て……私と先輩のオチ×チンの間で、ヨダレが糸を引いてる…すっごく、エッチ…」
レンヤが細やかに笑って、奈津子に同意した。
「うん、すっごくエッチだね…」
そこでレンヤはまた、奈津子の頭に右手の手のひらを載せて、優しい手つきで撫でた。
奈津子は嬉しそうな顔でレンヤの見上げ、そしてレンヤにこう嘆願した。
「ちょっと恥ずかしいお願いなんですけど…」
そう前置きしてから、レンヤに聞き届けて欲しいその願望を、さも恥ずかしそうに告白する。
「もしも私が上手に“オシャブリ”出来たら、今してるみたいに、私の頭を撫でて欲しいんです…『いい子いい子』するみたいに…」
レンヤは微笑みでもって、了承の意を示した。
もしも女子が、何かしらの事故でそれを垣間見たら、殆どの場合は顔を真っ赤にして目を背けるか、悲鳴を上げるはずだ。
そのペニスを、顔を赤らめて目を逸らすはずのペニスを、いつもはスパゲッティやレアチーズケーキなんかを頬張っている口に、銜え込む。
“オシャブリ”――女性が男性のペニスを口で愛撫する所謂“フェラチオ”は、ついさっき奈津子が「悪いコトしてるみたい』といった通り、確かに背徳感を湛えている気がする。
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時に、奈津子は今もなお、存分の粘着性を発揮して、舌でレンヤのペニスを愛撫する“オシャブリ”の背徳感を楽しんでいる。
たった今、奈津子は時間をかけて口の中に溜めた唾液を、薄く開いた唇から意図的に溢れ出させて、唇を唾液塗れにしたところだ。
その唇を、ねちゃぁぁッ!と、ペニスの右側から肉茎に押し当てた。
然る後、唇を慎重に肉茎から浮かせれば、奈津子の唇とレンヤの肉茎との間を、透き通ったヨダレの糸が繋いでいる。
そのヨダレの糸を、奈津子は目を細めて見つめて、やがては、見つめるうちに込み上げてきた興奮と感動は到底ひとりでは抱えきれないのか、その事実をレンヤに報告した。
「レンヤ先輩、見て……私と先輩のオチ×チンの間で、ヨダレが糸を引いてる…すっごく、エッチ…」
レンヤが細やかに笑って、奈津子に同意した。
「うん、すっごくエッチだね…」
そこでレンヤはまた、奈津子の頭に右手の手のひらを載せて、優しい手つきで撫でた。
奈津子は嬉しそうな顔でレンヤの見上げ、そしてレンヤにこう嘆願した。
「ちょっと恥ずかしいお願いなんですけど…」
そう前置きしてから、レンヤに聞き届けて欲しいその願望を、さも恥ずかしそうに告白する。
「もしも私が上手に“オシャブリ”出来たら、今してるみたいに、私の頭を撫でて欲しいんです…『いい子いい子』するみたいに…」
レンヤは微笑みでもって、了承の意を示した。