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体育倉庫のハイエナ
第27章 27
「ああぁぁっ、ああぁん――ハァァァン、ハァァンン、んんっ、あっあぁぁん――」

 官能的な幸福を享受している、奈津子の声が体育倉庫に響いている。

 巨大な体を、奈津子の上に重ねたマサムネが、腰を穏やかに上下させていた。

 マサムネは上体を浮かせるべく、両手は奈津子の顔の脇に突いている。

 ペニスが秘穴に突き刺さる都度、猥褻な喜悦に弾ける奈津子の表情を、マサムネはニタニタと笑って眺めていた。

「ああぁあぁん、はぁぁぁんっ、あぁぁんっ、はうぅぅん、うふぅぅんん…」

 時にレンヤ、マモル、ヒデアキは、交わり合う二人を取り囲んで、官能に咽ぶ奈津子を、面白そうに鑑賞している。

 やがてレンヤが、面白半分といった感じで、奈津子に聞いた。

「奈津子ちゃん、マサムネのチ×ポは、どう…?」

 束の間、奈津子はレンヤの質問が聞こえていなかったかのように、ただ喘いでいた。

「あふぅぅん、ウゥン、ウゥゥンっ、あぁんんっ、ハァァァン!…」
 
 しかし程なくして、その喘ぎ声に紛れさせて、実に正直な感想を述べた。

「ハフゥゥン――と、とっても、イイですッ!――あぁぁんっ!」

 そんな感想を耳にして、四人は合わせて失笑した。

 その後に、ヒデアキが呆れたように呟いた。

「ついさっきまで処女だったくせに、もうオマ×コがチ×ポの味を覚えたのかよ…?とんでもねえスケベだな、この女…」

 マモルが奈津子に、質問を重ねた。

「もしかして奈津子ちゃん、もうイキうそなんじゃないの?」
 
 ここでも奈津子は――けたたましい声を上げつつも――正直に答えた。

「イ、イキそうですッ!――あぁぁんッ!――もう、イッちゃいそうっ!――」

 それを聞いたマサムネが、恩着せがましく、奈津子に告げた。
 
「イカせてやるよ、スケベ女……俺のチ×ポでイカせてやるっ!ありがたく思えよッ!」

 そしてマサムネは、それまでは穏やかだった上下させる腰の律動を、一気に速めた。

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