パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第16章 １６

　肛門に舌を這わせているうちに、ヒクヒクと痙攣を始めた奈津子の秘部は、奈津子が自分の両手で柔肉を開いた時も、なおもその痙攣を続けているようだった。

　今、レンヤがその部分に、指先で乳首を優しく弄りながら、穏やかに舌を這わせている。

　秘裂の下端から上端に向けて、尖った舌先をゆっくりと滑らせて、最後に奈津子がしっかりと剥き出しにしている勃起した肉芽を、じんわりと舐め上げる。

　その後には、肉芽と秘裂にキスを繰り返しつつ、口元を秘裂の下端に戻して、再び同じ一連の行為に及ぶ。

　奈津子はそんなレンヤの舌の愛撫に、当然のように悶えていた。

「ふああぁぁ――あんッ！…ふあぁぁぁん――あんッ！」

　レンヤはその悶える奈津子の――秘裂に舌が滑る度に目を細めて、伸ばした鼻の下にある緩んだ唇から、心地良さそうな吐息を吐き出し――肉芽を舐められると、体をビクンと震わせて、快感に表情を引き攣らせる――顔を、じっと見つめていた。

　程なくして、レンヤがふと、さっきまで濃密なキスを施していた奈津子の肛門に、目をやった。

　然る後、楽しそうに呟いた。

「奈津子、とうとうお尻の穴まで、ヒクヒクし始めたじゃん…？」

　この時レンヤは――というより、少なくとも僕は、羞恥に悶える奈津子を見たかった。

　でも実際の奈津子は、軽く照れて見せただけで、むしろ肛門の痙攣に気付いてもらえたことを喜ぶような感じで、レンヤに返した。

「オマ×コのヒクヒクが、お尻の穴にまで、伝わっちゃったぁ…」