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体育倉庫のハイエナ
第19章 19
 しかし奈津子は、レンヤの肛門の“ファーストキス”を奪ったことに相当気を良くしたのか、肛門でも大胆な舌遣いで、そこを愛撫した。

 その愛撫を受けている最中、レンヤがまた呟いた。

「ヤバいくらい、気持ちイイ…体が砕けちゃいそうだよ…」

 そんな感想を耳にして、奈津子がまた嬉しそうに顔を綻ばせる。

 と、そこでレンヤが“意地悪く”、奈津子に聞いた。

「奈津子、お尻の穴にキスするの、初めてなの?」

「初めてですよ…初めてに決まってるじゃないですか…?」

 奈津子がそう言うと、レンヤは空かさず返した。
 
「でも初めてって言う割には、上手過ぎるんだけど…?」

 そこでレンヤは奈津子の方に向き直り、改めて奈津子の前に勃起したペニスを差し出すと、意地悪な質問を続けた。

「オチ×チン舐めるのだって、本当は初めてじゃないんでしょ?……今までに何本ものオチ×チン、舐めたことあるんじゃないの…??」

「そんなことないってば!先輩の、イジワルっ!」

 奈津子はそう言って唇を尖らせ、冗談めかして膨れっ面をした。

 でも次には、満更でもない顔で、レンヤにこう尋ねた。

「そんなに、気持ちよかったですか?」

 レンヤは頷いた。

「うん、とっても気持ちよかったよ…奈津子の、”オシャブリ”…」
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