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第4章 姉と弟、恥辱の対面絶頂

「弟君なら、あるお金持ちの家にいるよ……てか、俺はこれからその家に行くんだけど」

「私も連れて行ってください」

「連れて行ってあげてもいいけど、世の中には知らない方がいいこともあるよ……弟君も子供じゃないんだから、干渉しない方がいいんじゃない？」

滝本が意味深な言い方をする。

「弟はまだ子供です……どうしても確かめたいんです……連れて行ってください！」

優花の意志は変わらない……美沙に手がかりを求めたときと同じ思い詰めた顔で滝本に頼む。

「わかった、連れて行ってあげるから、自分の目で確かめなさい」

滝本があっさりと優花の頼みを聞き入れる。