この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
BeLoved.
第3章 【契約成立】

「そ…それで、どうしてお二人が一緒なんですかっ?」

彼らがここに来られた理由と目的はわかった。
でも一番の疑問は、彼らがどうして一緒にいるのか、だ。

「あれ?言ってなかったっけ?俺ら幼馴染なんだよ。それこそもう、生まれた頃からの付き合い。なー、麗。なー」
「いい加減切りてぇ腐れ縁だけどな」
「ぇ…、えええ?!」

幼馴染み。
巷にはそんな関係は溢れているだろう。
でも、まさか、彼らが?想像したこともなかった。

同じ都内とはいえ住んでいる地区は違うし、お互いからお互いの名前が出たことも一度もなかった。

「たまに仕事もすんのよ。うち建設屋だし、麗は土地構ってんだろ?その関係で」
「未結、それも知らなかったの?」

その言葉に面喰らう。少なくとも一年は、彼らとそれぞれ過ごしていたんだけど…全く気づかなかった。

固まるわたしに構うことなく、流星さまは更に衝撃的な言葉をかけた。

「で、今度から俺ら同居すんの。その方が諸々便利だから」
「えっ?!」

彼らが一つ屋根の下で暮らす?

多忙で不規則で不健康な彼らの日常を思い起こし、差し出がましくも行く末を案じていた時だった。

「…未結も知っての通り、俺も流星もこんな働き方だし、家帰ると電源落ちるタイプだから、家の事をしてくれる人間がどうしても必要なの」
「!」

麗さまのその言葉に心臓の鼓動が早まっていく。
まさか…、まさか…、ね…?
そんな都合のいいこと、起こるわけが…

「ここまで言や分かんだろ?家政婦として来て欲しーんだよ。未結に」
/404ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ