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第3章 ４

もう半分、破れかぶれで、
「勿論、最終的には、そういう行為に及ぶ可能性もあるかもね。
でも、それは・・・」
途中まで言いかけている私の言葉を遮るように、文子は少し強い口調で告げてきた。
「私は付き合う上でＳＥＸは、お互いの感情と同列なぐらいに重要だと思っているの。
だからＳＥＸの相性が悪ければ他の相性が良くても長続きした事は無いわ。
だから付き合いたいと思ったら早めにＳＥＸの相性を確かめあいたいの。
だって、それまで何回も食事したり映画なんか行った事が無駄になってしまうもの」