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Tears【涙】~神様のくれた赤ん坊~
第4章 ♠RoundⅡ(哀しみという名の現実)♠
 嫌な感情を追い出すように勢いよく頭を振ると、若い販売員が怪訝そうにこちらを見ていた。
「ご主人さまへのプレゼントでいらっしゃいますね?」
 念を押され、紗英子は頷く。
「腕時計をコレクションしているらしいんですけど、やっぱり、そういう人は眼が肥えているだろうから、ブランド物とかの方が良いんでしょうか?」
 販売員は少し考える素振りを見せ、ショーケースを鍵で開けて一つの時計を取り出した。
「これなどは、いかがでしょう?」
「何というブランドかしら。私、そういうのにはまるで疎くて」
 販売員は茶髪のロングヘアで、化粧が濃い。今風のメークなのだろうが、アイシャドーをこれでもかというほど塗った顔はまるでパンダそのものである。
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