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第8章 【媚薬オイルエステで性感マッサージ】

「今日の美奈子やべぇよ」と言いながら挿入された。
始めから勢いよく挿れられるのはやっぱり苦痛を伴う。
先生の挿れ方はゆっくりで徐々に激しく…だった。




それがどれだけ気持ち良かったのかを今になって思い知る。
奥まで突かれても一向にイク気配が見当たらない。




“締め付けも良い具合です”
先生の言葉が蘇って膣を締めてみた。
感じている旦那を見て、やっぱり効果が表れていると思った。




「美奈子、中に出すよ？」




待って、私もイキたい。
でも旦那じゃ無理。
脳内が今日の施術内容に早変わりしました。
先生に挿れられていると妄想したら思いきり締め付けてしまったようです。




「あぁっ……美奈子そんな締めたら…っ！あっ、イクっ！」




夫婦なので、勿論避妊もしなければ外出しもしません。
子供を授かりたいと願っているからです。
自然な行為なので……何の違和感も。




いいえ、膣から垂れる旦那の精液に一瞬戸惑いました。
今回が初めてではないのに……何度もそうしてきたのに。
生理が来るたび落ち込んだりしてた私は何処へ行ったのでしょうか。




先生は……精液さえ綺麗に思えた。
筋立ったパイパンのペニス。
握らされた感触。
ずっとイキっぱなしだった。
こちらがもうやめて…と懇願するほど咲き乱れた。




あんな快楽……旦那とじゃ味わえない。




「美奈子、明日もしような」




後ろからハグされてぎこち無い返事しか返せなかった。
いつもなら月一だったのに明日も！？
たった一度の施術でもう、抱きたくて仕方ない身体になってしまったの？




ゾッとしました。
明日終わればまた次の日も？
友人はレスから週一になったと聞いてる。
月一から週二とか無理だよ。




「早く子供欲しいな」




そう……本来の目的はそうなのだ。
しかし、今じゃ論点はズレている。
悲しい事に、それは私だけの問題。
夫婦の想いが重なってない。




子供は欲しい。
でも、もっと気持ち良いセックスがしたい。
今日経験したような質の高いセックスが。




どうすればこの感情は消えるのでしょう。
封印など出来なかった。
植え付けられた快楽に自ら溺れにいってしまう。
走り出した想いを止める術を誰か教えて。