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犯されてイキたい願望妄想
第13章 【友達の彼氏と浮気したらその友達の父親にレイプされました】
「そういやママさんは?」
「ん…?あぁ、今日は帰って来ないんだ、同窓会だって」
え…?パパさんが帰って来るのに?
まぁ、それぞれ家庭の事情があるよね。
あまり深く聞かないでおこう。
「それよりさ、私、サヤカの話聞きたいな」
「えっ?私の話?いやいや、今日はとことん吐き出して泣く日でしょ?マキの」
手を引かれてベットに二人腰掛けた。
何回も入ったことのあるマキの部屋。
ふーん、此処でヨシキくんともしたことあるのよね。
ムードなかっただろうな。
「泣く日…?それって、私じゃなくてサヤカが…でしょ?」
まただ……どこか違和感のある話し方。
この部屋に入ってからより一層違和感は増した。
フフン…と立ち上がり勉強用デスクの上にあったドライブレコーダーを再生しだした。
そこから聴こえてきた音声に私は一瞬にしてフリーズする。
すぐにわかる………これは私の喘ぎ声。
そして私の口から溢れ落ちる「ヨシキくん…」との声も。
勿論、ヨシキくんの喘ぎ声だって録音されてる。
「サヤカ……イっていい?俺もう出そう」って生々しいやり取り。
ベットの軋む音も互いの吐息もはっきり聴き取れる。
背中を向けてるマキが今、どんな顔をしているのかはわからない。
ていうかこれって盗聴!?犯罪だよね!?
「いつ仕掛けられたんだろう、って思ってる?」
心の声とマキのセリフが重なった。
嘘でしょ?これ、ヨシキくんは知ってるの!?
「ヨシキは知らないよ?私が勝手にサヤカの鞄に仕掛けといたの……バカだよね?全然気付かないでさ」
やっとこっちを振り向いたマキは覇気のない目で私を見ていた。
いや、目が死んでいる。
へぇ……怒るとこうなるんだ?
「まだ喘いでるよ、耳障りだね?楽しかった?私の事二人して騙してさ」
「騙した…?マキがヨシキくんを手放さないからこうなったんじゃない?自分のこと棚に上げないでよ」
「おぉ、それが本心?本当の姿ってやつ?やっと出してきたね、まぁ…こんな動かぬ証拠掴まれたら反論出来ないか」
マジでクソだね。
あんたも化けの皮剥がれてんじゃん。
ヨシキくん、別れて正解だよ。