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イケメンの向こう側♡
第8章 新規事業・・・そして


香菜ちゃんはあの事件があってからあまり外には出てこない。

賢吾が心配してどこか行こうかと言ってるようだが・・・。

香菜ちゃんは香菜ちゃんで、桜ちゃんのことを心配してるようだ。


あの性格だからいつも明るく元気なんだが、多分あの事件の真相は衝撃だったんだろう。

「どこか行くなら~・・・香菜と一緒がいいな・・・」

・・・・・。

賢吾は最近忙しいのかな???

アイツも彫師の仕事結構稼いでるから余裕あるだろうし・・・・。


その時、テーブルに置いてあった携帯が・・・・。

プルルルル・・・・・。

凛と俺は同時に携帯を眺める・・・。

・・・・・。

なんか嫌な予感がするぞ?

・・・・・。

「・・・出てみたら???(笑)」

凛がその着信者の名を見て笑って言った。

「無視しちゃおっか??(笑)」

俺が笑って言うと、

「(笑)可哀そうじゃんーー・・・出てあげなって(笑)」


もはや俺等の中でこんな扱いになってしまってる人物は????

俺は携帯を取り、

「もしもし祐司?(笑)」

祐司様ッ(笑)



でした。



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