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第10章 えっ？素人童貞？

各チーフとの打ち合わせをある程度し慌てて俊也と桜さんを迎えにっ・・・・・(笑)

なんだか今日はかなり慌ただしい。

さっき淳に言いたいことを言って即電話を切る作戦、うまくいったか良くわからんが沖縄の仲間達何人かからの着信が残っていた・・・が、無視。

今日は忙しい(笑)

悪いが後にしてくれ。


会社の前に行くとリムジンが止まっていた。

「ウィスティンまで行ってください・・・・」

そう言うと運転手さんは軽く頭を下げた。

食事をしながらー・・・話をしてその後そのまま病院に行き・・・・。

携帯のスケジュール表を眺めた。

桜さんの顔の傷が良くなるといいが・・・・。


ふと顔を上げ外の景色を見る。

「今日は天気がいいですね・・・・」

思わず澄んだ空を見て言ってしまった。

運転手さんはチラッと空を見て

「そうですね(笑)夜はかなり冷えるようですよ・・・・」


そうか・・・。

そうだよな・・・。

天気がいいから一瞬忘れるけど、今日は・・・・・。

ん？？？？

「今日ってクリスマスイヴでしたっけ？？」

俺がそう言うと

「そうですよ(笑)」

・・・・・って言っても俺には何の予定もないがな。

最近はクリスマスパーティーも出来ずで、普通なら皆会社の集まり等面倒がり喜ぶはずない・・・のだがうちの会社の連中は彼女がいない奴らばかりなのでパーティー大好き(笑)

今年もパーティーは難しいということになったらその代わりでいいから新事業立ち上げ記念社長就任パーティーしたいって案が・・・。

さっき出やがった。

どんだけみんな会社が好きなんだ(笑)