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イケメンの向こう側♡
第11章 能面高校生


15年前


都内の金持ちが通う・・・・。

ではなく、俺は一般の本当に普通の私立の高校を出た。

高校に行った理由はある程度の集団生活を学ぶ為、ある程度の学力をつける為、社会人になったら出来ないことをする為・・・。

ただその為だけの高校。

そして親父の会社の勉強もしなくてはならないのであまり負担が掛からないそこまでレベルも高くはないごく普通の私立高校。


「堂本君おっはよーーー(笑)」

そう言っていつも声をかけてくれるのは入学し一番最初に隣の席にいた夏帆だった。

「おはよう(笑)今日も元気だなー・・・」

夏帆は本当にいつも元気だった。

「よっ!!がり勉ッ!!!」

こうしていっつも俺に絡んできた奴(笑)

こいつは俺の後ろの席の林倫太郎。

サッカー部の運動バカだった。

「ねぇねぇ、今日帰りに行ってみたいところあるんだけど堂本君一緒に行かない???(笑)」

行ってみたいとこ????

すると倫太郎が俺の首に絡みついてきて・・・。

「なんだよデートかよッ!!」

(笑)


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