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イケメンの向こう側♡
第14章 花火
自分の部屋に行きクローゼットにしまってあった浴衣を出した。
暑いけどせっかく花火行くんだし~・・・。
この方が雰囲気出ていいよね????
浴衣を広げ・・・。
あ、・・・お母さん手空いてるかなぁ???
すぐに部屋から出てキッチンの方に向かった。
母はキッチンで夕飯の支度をしていて忙しそう・・・だけどぉ・・・・。
「お母さんお母さんーー・・、浴衣着せて???」
そう言うと母は手を拭いて・・・。
「あら(笑)花火行くの???お台場???」
(笑)
「そうなのー、急に誘われたからお願いッ!!!」
そう言うと母は沙帆の方を見て・・・・。
指をさし小声で・・・。
「あの子も連れて行って・・・」
ぇえええーーー?????
チラッと沙帆を見ると・・・・。
ソファーの向こうからこっちを見てる。
・・・・・・。
「ごめん、男の子と行くの・・・・」
お母さんにそう言った。
男の子は男の子だけど倫太郎。
でもそう言うしかなかった。
なんか最近ー・・・・。
沙帆の目を気にしちゃうの。
なんかね・・・。
堂本君と仲良くしたら・・・・。
なんて思われるか怖くって、なんか一緒にいるといつそれを聞かれるかって思っちゃうの。