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イケメンの向こう側♡
第30章 罠


祐司side

沙帆は朝シャワーを浴び俺はその間に朝食の準備をした。

いつも沙帆に作ってもらってばかり・・・たまにはー・・・・。

って思ったら結構ハムエッグって難しい(笑)


「味は美味しい(笑)」

グダグダになったハムエッグをそう言って食べてくれる(笑)

「今日‐・・一応あのビル入る時ラインして??(笑)俺も定時で直ぐに上がるから・・・」

そう言ってご飯を食べ・・沙帆が作り置きしてくれてるきんぴらを摘まむ・・・。

うん、美味い(笑)

「分かった(笑)夏帆も仕事中だし18時ちょっと前に行ってすぐ出てくるつもり・・・」

あのビルでバイトって・・・。

一回も見たことないし、夏帆だったらそう言うの直ぐに言ってきそうな気もしたから違和感を感じた。

しかも・・・。

結構頻繁に誘いのライン来るし。

本当にバイトしてるのかな・・・・。


「堂本君は今日も雑務???(笑)」

沙穂がハムエッグをかじりながらそう言った。

んー・・・。

「今日は少し受付業務のマニュアルみたいなのの研修するって言ってたかな・・・(笑)」


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