この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イケメンの向こう側♡
第30章 罠
俺と圭太さんは急いでそのビルに向かっていた。
「てか何で沙帆っちがそのビルの奴と知り合いに???」
圭太さんは携帯を弄りながら俺に言った。
「いや、沙帆が知り合いじゃなくって沙帆の双子の妹がそこでバイトしてるから旅行の土産取りに来てって・・・・」
そう言いながら俺も沙帆からのラインを待った。
既読にはなったが・・・・。
「あそこの奴らなんか変だなーって・・・でもまさか沙帆っちが絡むとは思わなかったなぁー・・・」
一緒にそのビルに入っていくと・・・・。
エレベーターメンテナンス中のランプ。
「なんだよ、裏の非常階段から行くか・・・・」
圭太さんはそう言ってビルの裏の方に回った。
「2階貸してる奴等はー・・多分20歳とかその位の男4.5人~・・・今まで特に問題はなかったけど家賃遅れ気味で最近色んなの出入りしてるって言うから他のフロアーの人から苦情来ててね~・・・・」
・・・・・・・。
20歳くらい・・・・。
夏帆は本当にバイトしてるのか?・・・騙しだとしたら・・・・・。