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イケメンの向こう側♡
第1章 ありがとう
渡嘉敷島港
「ママァ~ッ!!パパ~ッ早く~ッ・・・・!!!!」
港に船が着岸すると直ぐに大きな声を上げ船の出口に向かうのは・・・
俺の愛娘、明(笑)
「はぁぁ~・・・もぉ~ッ!!あの子ったら声裏返っちゃってる!!!」
まだ小さな明の妹・・沙月を抱えそう言った。
「由美大丈夫?俺明追いかけるからゆっくり来れる?」
荷物を持ちそう言うと俺の大事な大事な奥さんはにっこり笑って・・・。
「先に行ってて(笑)荷物は持てる・・・」
そんな風に優しく言ってくれるから、俺は・・・。
由美が持ってる荷物を肩にかけ
「転んだら大変だからゆっくり来てな?」
そう言って明を追いかけた。
俺がこんな風に女の人に優しくできる時が来るなんて思わなかった。
そして由美が居てくれるお陰で俺は父親にもなれた。