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イケメンの向こう側♡
第35章 沖縄♡小さな事件


祐司side

砂川さんはいい人だ(笑)

毎回俺が来ると車を出し色々連れて行ってくれる。

親父がこっちにフラッと来るときもいつもお願いしている。

4人で話をしながら買い物をしていると・・・通りの向こう側に10人ぐらいの若者の集団。

「なんかああいうの涼君達の友達じゃないよね???」

沙帆はその若者の集団を見て言った。

彼等は目の前を通る女の子に声をかけたりゴミを投げたり・・・・。

「涼の仲間はああいうことはしない・・・関係ないよ・・・」

そう言って肩を抱きその場を離れようとすると・・・・。

ピューピューと口笛を吹いてくる・・・。

チラッと見るとー・・・。

小柄な目が細い男がこっちを見て親指を下にした。

(笑)

「なんだアイツ等ー・・感じ悪ッ!!!」

倫太郎がそう言うと、運転手の砂川さんは・・・・。

「彼等はよくこの辺でたまっているけどー・・・北谷とかもふらついてるから上地君達も知ってる子じゃないかな???」

・・・・・・・。

取り合えず涼の仲間ではないことは確かだな。

沙帆の肩を抱きその場を去った。


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