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第39章 自分が自分じゃなくなっていく・・・

年も越し平和な日々が続いた。

たまに感じる罪悪感。

私だけこんな風に幸せに感じてていいのかな・・・・。


もう春・・・・。

私がこのマンションで暮らしてもう半年が過ぎる。

最近はたまに母親も来て差し入れをしてくれる。


夏帆は・・・・。

部屋からは出てくるようになったけど多分もう学校には行けないだろうって・・・・。

2学期から夏帆は全く出席しておらずこのまま留年するか退学をするかと先生から両親に連絡があったという。

両親は夏帆が外に出る様子もないし一回病院に入院させ様子を見たいと話し・・・。

退学。


「沙帆ー・・(笑)今日クラス発表~・・・これ以上クラス遠くならないといいな(笑)」

私と堂本君は駅から高校までの道を歩いていた。

今日から2年・・・。

１年の時は違うクラスだったけど・・・２年はどうかな～・・・。

うちの高校は１学年11クラス。

１組と11組とかだったら泣く・・・・(笑)