この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
月琴~つきのこと~
第4章 第二話 【月琴~つきのこと~】 二 
「いくら想っても、私の心は、あなたには届かない。それでも、私はあなたを好きになってしまったのです。いいえ、昔から―、姉の許婚者であったあなたをお慕いしておりました」
 それは思いがけぬ言葉であったらしく、嘉平太が愕きに眼を見開いた。許婚者の間柄であったとはいえ、小文と嘉平太が二人きりで逢ったことはほんの数えるほどで、嘉平太が信濃屋を訪れたのもわずかであった。
/176ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ