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月琴~つきのこと~
第2章 第一話【宵の月】 二
 小文が生涯を共にすると決めたのは治助ただ一人なのだ。
 小文はけしてその想いを表に出したつもりはなかったけれど、見かけによらず勘の鋭い嘉平太は小文の変化を敏感に感じ取っていた。もっとも、これまでも嘉平太と逢っている最中、小文はいつも気のない様子だった。
 だが、小文はまだ十五であり、女房というよりは妹といった歳だ。美しく聡明なこの許婚者に、嘉平太は見合いの席でひとめ惚れした。
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