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月琴~つきのこと~
第2章 第一話【宵の月】 二
「私たちは何も恥ずかしいことなど致しておりません。治助さんを呼んで下さい。私たちの話を聞いて下さい、お父さま」
 すると、惣右衛門が顔を朱に染めて怒鳴った。
「何が私たちだ。あんな男の顔なぞ見たくもない。呼ぶ必要はない」
 惣右衛門がまた手を振り上げようとした時、部屋の襖が開いて、母のおつたがまろぶように入ってきた。どうやら、部屋の外で成り行きを窺っていたらしい。
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