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月琴~つきのこと~
第2章 第一話【宵の月】 二
 夕飯時は一時、屋敷内も隙ができる。その時刻、おさよの手引きで小文は無事、信濃屋を抜け出した。これから闇にまぎれて、小文は洛南に向かう。治助の友人の住まいだという裏店を訪ね、治助と待ち合わせて一緒になり、そのまま今夜中に京を出ることになっていた。
 おさよは涙ぐんで裏口から見送ってくれた。おさよには幾ら礼を言っても足りないと言うと、泣きながら首を振った。
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