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玉蘭花の香り
第9章 羽化
平日は送り迎えされての学校の勤務をして、夕方からは新しい店舗で過ごし、
ロンかロンのお父様と遅い食事を取って帰宅をするようになった。

1人でマンションで過ごさせるのが心配だとロンが言うからだったが、
お店でお花を生けたり手直しをすることや、
お客様に中国茶をお出ししたり、
スタッフの人たちに台湾語を教えて貰うのが毎日楽しかった。
インテリアで気になるところを変えたり、
小さい処…消耗品のトイレットペーパーなども季節の柄に変えることや、
アロマオイルの勉強をするのも楽しかった。

特にお手洗いは、そこで座って食事出来るくらい、
美しく保ちたくて毎日掃除をしていたら、
「そんなことを、奥様にさせては…」と、
スタッフの人が率先して手伝ってくれるようになったことも嬉しかった。

「日本ではね、妊婦さんがお手洗いのお掃除を一生懸命すると、
玉のように可愛い赤ちゃんを授かれるっていう話もあるのよ?」と言うと、

「えっ?ひょっとして?」と言われてしまったけど、
まだまだそんな兆候はないと笑っていた。

お店のどの場所でも、良い香りがすることも嬉しかった。


夜、家に帰ると、
間接照明にして、ロンとゆっくり過ごした。

お酒を飲むこともあったし、
お茶を楽しむこともあったが、
必ずその後は、ソファやベッド、時にはバスルームで愛し合った。


いつも、歳下のロンに翻弄されてしまう。
玉蘭花の香りに惑わされて、乱れてしまい、
最後は自分から大きく脚を広げて、
端ない声を上げてしまった。

その声を聞くと、
ロンは更に喜んで、
もっと声を上げさせようと、
私の身体を舐め回し、
白い肌の上に花弁を散らし、
吸い尽くして、
私のナカをロンで満たしていった。

ロンのカタチや大きさが、
私のナカに記憶されるように、
何度も何度も奥まで挿れられて、
精を放たれる。

温かい迸りで、
私の頭の中にも白い光で満たされてしまう。


「あぁ…ロン。愛してる」と言った後に、
「もっとして?」と自分から言うほど、
私はロンの虜になっていた。


多分それはロンも同じで、
「美香さんの身体は、麻薬みたいだ。
何度果てても、すぐにまた、挿れたくなる。
もっと、強請ってみて?」
と言っては、また、私を貪り尽くしていった。
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