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訪問 パティシエSana
第7章 Sanaの歓喜
真っ暗であった。
何かうごめく気配と息づかいを感じて気が付いた。そして、手を取られて起き上がりそのまま促されて歩いた。少しふらつくが引かれた手は力強く支えていた。バラバラと拍手が起きてそしてやがて大きな拍手音になっていった。
控室へ這入ってドアが閉められると静かになった。防音になっているようだ。
「お座りください」と耳元で言われてそのまま腰を降ろした。座らされてアイマスクを外されるとぼんやりとした明かりであった。水を飲まされたりして、されるままにしていると案内人の紳士がやって来て、
「どうですか、初めてとは思えない堂々たるもので関心をしました」と直ぐ近くで言われてので、今までは傍にいなかったのを理解した。どこで入れ替わったのか分からなかった。
Sanaはあるだけの力を使い果たしてしまい放心状態でぐったりしていた。
経験したことのない歓喜。
昇りつめた官能。
全身を駆け巡った衝撃。
あの男とはまた違う世界
初めて経験した喜びの連続。
満ち足りた幸福ではち切れんばかりであった。
絶頂は持続して、何度も何度も数えきれないほどに逝った。
Sanaは断片的にしか覚えていない。また、曖昧な記憶であった。何度も気絶してしまったからだ。そのたび記憶が飛んだのである。
何かうごめく気配と息づかいを感じて気が付いた。そして、手を取られて起き上がりそのまま促されて歩いた。少しふらつくが引かれた手は力強く支えていた。バラバラと拍手が起きてそしてやがて大きな拍手音になっていった。
控室へ這入ってドアが閉められると静かになった。防音になっているようだ。
「お座りください」と耳元で言われてそのまま腰を降ろした。座らされてアイマスクを外されるとぼんやりとした明かりであった。水を飲まされたりして、されるままにしていると案内人の紳士がやって来て、
「どうですか、初めてとは思えない堂々たるもので関心をしました」と直ぐ近くで言われてので、今までは傍にいなかったのを理解した。どこで入れ替わったのか分からなかった。
Sanaはあるだけの力を使い果たしてしまい放心状態でぐったりしていた。
経験したことのない歓喜。
昇りつめた官能。
全身を駆け巡った衝撃。
あの男とはまた違う世界
初めて経験した喜びの連続。
満ち足りた幸福ではち切れんばかりであった。
絶頂は持続して、何度も何度も数えきれないほどに逝った。
Sanaは断片的にしか覚えていない。また、曖昧な記憶であった。何度も気絶してしまったからだ。そのたび記憶が飛んだのである。