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フレックスタイム
第2章 秘書室へ
「ニューバランスでさっきのワンピースはあり得ないから」という理由で、
3センチと5センチのスクエアヒールのパンプスと、7センチ細めのヒールのパンプスを選ばせた。
「パーティーとかは高いヒールのを履いてね。
でも、普段からだと脚が痛くなるよね」と言う。
「本当はこれ位のヤツが良いけどな」と、
セレブが履くような10センチ超えの黒いピンヒールを手に持つ。
裏に赤い革が張られている、
そのブランドのアイコンになってるヤツだ。
試着したらグラついてしまい、
社長に思わず掴まってしまうと、
「やっぱり、こっちも買っておこう」とクスクス笑って、
店員さんに何かを見せて声を掛けて、
更に次の店に行こうかと言う。
最後に、下着の売り場に行くと、
年配の女性店員に声を掛けて、何かを言った。
「承知致しました」と言って、
奥へと私を促す。
「ケンと上の絵本のコーナーに居ても良いかな?
ここは気恥ずかしいから」と言うと、
ケンは、
「やだ。リリィと一緒が良い」と言うので、
「ケン、お願いがあるんだけど。
夜、一緒に読みたい絵本、
一冊探して来てくれる?
リリィが好きなお話、探して来てくれたら嬉しいな」と言うと、
「判った!」と言って、
「ダディ、早く絵本、探さなきゃ」と社長と手を繋いで私に手を振った。
店員さんは、レースたっぷりの黒と紺とモカ、赤のブラジャーを手に、
試着室は私を連れて行って、試着させる。
「失礼致します」と中に入ってきて、
屈ませては、グイグイと外の肉をカップに入れていくと、
いつも以上に巨乳な私が生まれた。
「必ずこうやって身につけてくださいね」とニッコリ笑うと、
お揃いになるらしいショーツやスリップ、
更にスーパーとかに売っているのとは違う上質なストッキングなどをピックアップしてきた。
ショーツの中には、履いたこともないTバックというのか、
タンガというのか、よく判らないセクシーなものや、
ガーターとそれにから吊り下げるようなストッキングもあるようだった。
「こちらのショーツなどは、
下着の線が出にくいものなので、
お洋服が繊細な生地のものに向きますよ。
Tバックは、はいてみると楽ですので、
私も愛用してます」とニッコリされた。
うわ。
こんなオバサマが、そんなセクシーな下着をつけてるんだと、
ちょっと驚いた。