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フレックスタイム
第2章 秘書室へ
アップルグリーンと淡いピンクの小さなバーキン
白い中くらいの大きさのバーキン
黒い大きなバーキンを並べる。


「うーん。
小さいのは…なんか彼女には似合わないかな?
一番大きいヤツは、
彼女が持つと鞄が歩いてるみたいになるし。
寧ろ、俺が持ったら良いくらいのサイズだけど、
そんなの持ち歩くのはチャラいよな?
白のは悪くない。
似合うと思うけど。
でも、汚れが目立つのかな?」


訳が判らなくなって、
クラクラしてしまう。


「それと、斜めがけ出来るカジュアルなヤツ、
在庫あるの?」


「少々お待ちくださいませ」と言って、
綺麗な水色と白いエブリンを出してくる。


「佐藤さん、どっちの色が好き?」


「この2色なら、水色です」と言うと、

「じゃあ、それは確定ね。
あとは、名刺入れと長財布、小さいクラッチバッグも、
出来たらお揃いになるように同じ綺麗な色のを選んでくれる?
で、バッグは決まった?」と言われてしまう。


「パソコン入るならどれでも良いです」と言うと、

「じゃあ、全部入るから、
全部買う?」


「私、破産してしまいます。
これからずっとタダ働きすることになります」と涙目になる。


「ダディ、リリィを泣かせてる!
ダメだよ?」と言うので、
慌てて、
「ケン、違うのよ」と言う。


「じゃあ、上が丸いカタチはパソコンの出し入れがしにくそうなので、
四角いバッグにします」と言った。


「良い選択だね」と頷くと、

「トートバッグ、斜めがけバッグ、
四角いバッグ、名刺入れと長財布はお揃いの色で。
クロコのヤツも珍しいんでしょ?
貰って行くよ。
黒か紺の普通のバーキンは入荷したら取っておいて。
あ、明日の午前中に持ってきてくれるかな?」と、何かを見せて、

「それじゃ、宜しくお願いします。
いつもありがとう」と言って、
立ち上がった。


数ヶ月分どころか、
1年分の給料でも支払いきれないと思って、
目眩がしてしまった。



「化粧はしないんだっけ?」


「会社には、眉だけは描いて、
口紅は塗ります」


「ふーん。
てっきりメイクしてるのかと思った。
じゃあ、それは良いかな?」と言うと、

「取り敢えず、これで戦闘準備、完了かな?」とウィンクした。
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