この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
フレックスタイム
第2章 秘書室へ
誰かの腕の中で眠ったのは…
正直、あまり記憶になかった。

明け方、ケンがトイレに起きたので付き添って戻ると、
寝惚けながら社長のベッドに潜り込んだ。
勿論、手を繋いでいた私も一緒に横になるので、
社長とケンとで、川の字という不思議な光景になった。


日曜日の朝は、そのまま少し寝坊してしまった。
ベッドの中で、のんびり会話をするなんて、
それこそ初めてのことだと思った。


「今日の予定の確認しようか。
午前中に外商さんが昨日の買い物したヤツを持ってくるから受け取る。
午後は美容院にみんなで行く。
それから、佐藤さんの家に行って、部屋着を取ってくる」


「美容院ってなんだっけ?」


「髪の毛、チョキチョキする所よ?」


「えっ?嫌い」


「どうして?」


「髪の毛、引っ張るから痛い」


「そっか。
じゃあ、引っ張らないでって、
先にきちんとお願いしようね?
ケン、自分で言える?」


「言えるよ?
ケン、良い子だもん」


「あら。偉いわね。
リリィも髪、切るから、
見ててね?」


「良いよ」と言って、
頬にキスをしてくれる。


「ケン、ダディにもキスしてよ?」


「やだ。
お髭、チクチクするもん。
リリィのほっぺはね、すべすべでフワフワなんだよ?」


「良いな。
ダディもリリィにキスしたいのにな」


「ダメだよ?
リリィはね、僕のリリィなんだから」と言って、
もう片方の頬にキスをした。


「そろそろ起きて、
朝ご飯にする?
まだお腹、空いてないけど…」


「俺も」


「じゃあ、今日はブランチにして、
夜も軽くしましょうか?」


「良いね」と言うと、


「外商さん、何時に来るかな?
シャワーしてこようかな?」


「ケンもダディとシャワーしてきたら?
昨日は眠たくて、
お風呂入らなかったし、歯磨きもしなかったし」


「リリィと入る!」


「じゃあ、俺はここのシャワー使うから、
ケンと佐藤さんは、1階のバスルーム使えば?」と言ってくれたので、そうすることにした。
/167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ