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Love is GAME
第10章 ゲーム終了
ホテルを出た私と彼は、気持ちいい風の中を、手を繋いで歩いた。

彼の温かさが、ぬくもりになって、伝わってくる。


黙って信号待ちしていた時に、彼から口を開いた。

「お腹空かない?」

私はふふふっと笑った。

「空いた。」

「近くにお店あるから、行こう。」

「うん。」

信号を渡ったところで、私達はお店の中に入った。

どちらからともなく、お酒を注文し、届いたモノに口をつけた。

「乾杯しないの?」

「好きな奴に振られたんだろう?祝える気持ちになれるのか?」

彼は、そんなところも優しい。
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