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Love is GAME
第8章 GAME7
「よかった。そろそろ出ようか。」
「うん。」
二人でお店を出た。
「今日のお店、美味しかったね。」
何もなかったかのように、話を続ける彼。
私との縁を切らさないように、必死に繋ぎ止めている気がした。
私はと言うと、これでやっと、京太郎に本当の気持ちを伝えられるとしか、思っていなかった。
京太郎に言っても、もしかしたら、笑われるかもしれない。
でも、自分の気持ちを、正直に伝えたい。
勇気を持とう。
新しい道ができると、信じて。