この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蒼い月光~くの一物語~
第13章 決戦!

千代(朱里)は、その場にしゃがみ込んで
足元の落ち葉を掴んで上空に撒いた。

その動作を目に見えないほどの速度で繰り返した。

養父「疾風」に教え込まれた
葉隠れの術であった。


落ち葉はみるみるうちに数を増やし、
山賊どもの視界を奪った。

朱里は大地を蹴って飛び出し、
懐に忍ばせていた短刀で三人の男の首を刺した。

落ち葉が舞い落ちた後、
気づけば手下が三人も
やられてしまっているのだから
その驚きようは半端ではなかった。

「なんだ~?また忍びの術使いか?
半年前にも夫婦の忍びを
谷底に突き落としてやったが、
お前もそうしてやる!」

朱里の体から汗が滝のように流れ落ちた。

一気に全滅させたかったのだが、
千代の体力が朱里の意志に追いつけないでいた。

長い戦いはできない・・・・

千代には前々から体力強化をさせてきたが
やはり実戦に向かうだけの体力は
身についていなかったようだった。

焦りからか、汗の噴出は半端ではなかった。

千代(朱里)は短刀を握りなおすと
一歩前に足を運んだ。

/168ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ