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FREE BIRD
第25章 バレンタインの頃には
『誠さんが帰ってくる頃はきっとバレンタインデーの頃ね…

チョコレート用意して待っています 』


僕はチョコレートよりもっと欲しいものがある。


『美穂さん、僕はあなたが欲しい。


ダメですか?  』


しばらく返信がなかった。


直球過ぎたかなあ。


ビールも飲みきり、ベッドに横になった。



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