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FREE BIRD
第34章 僕のチャレンジ 私の自立
祐司と別れ始発の電車の中で僕は一番に美穂さんにメールをした。
『おはよう。まだ寝てるね。
僕は転職する事に決めました!
あなたに一番に知らせたかった。
これから忙しくなるけど、今より稼いで美穂さんと今より沢山の時間を過ごしたい。
今は…ちょっと希望に満ち足りた気持ちです』
送信して後ろの窓を振り返った。
僕の気持ちにピッタリの朝日が僕の頬を照らした。
恋も家庭も仕事も全部手に入れてやる。
僕の人生はこれからだ。