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FREE BIRD
第46章 疲れてる
「夕飯、自分でチンしてね」


テレビを観ながら雪が言った。


テーブルに冷めたオカズがラップされて残っていた。


「ああ…」


僕は自分でレンジで温め、ご飯をよそって食べ始めた。


食べている途中だ。


「食器は洗ってよ!私の仕事はもう終わったんだから」


「分かった…」


冷凍の海老フライ…を揚げただけの…チンしてシナシナの…決して美味くない夕飯が雪の一言で更に味気なく感じた。



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