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漏らしちゃったの?
第1章 プロローグ
「あ、え、……うそ」
血の気が引くとは、まさにこのことを言うんだと。人生で噛み締めている瞬間だった。
「おはよ…………」
濡れている。布団が。
2人で寝ていた布団が、ぐっしょりと濡れていた。
微睡む彼を横に、思考が停止する。
昨日、初めて彼と一夜を過ごして、今朝がこの様。
…………絶対に……引かれた……。
「ご、ごめんなさい!! 服とか、あの、濡れてない?!大丈夫?!」
慌てて起き上がろうとするわたしを、彼が、その動きを静止する。
いたって、落ち着いた様子で。
「だいじょーぶ、引かない」
だけれど、その代わり、とんでもないことを口にした。
「んー、オムツ、履こうか?」
血の気が引くとは、まさにこのことを言うんだと。人生で噛み締めている瞬間だった。
「おはよ…………」
濡れている。布団が。
2人で寝ていた布団が、ぐっしょりと濡れていた。
微睡む彼を横に、思考が停止する。
昨日、初めて彼と一夜を過ごして、今朝がこの様。
…………絶対に……引かれた……。
「ご、ごめんなさい!! 服とか、あの、濡れてない?!大丈夫?!」
慌てて起き上がろうとするわたしを、彼が、その動きを静止する。
いたって、落ち着いた様子で。
「だいじょーぶ、引かない」
だけれど、その代わり、とんでもないことを口にした。
「んー、オムツ、履こうか?」