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漏らしちゃったの?
第7章 お仕置と。

阿久津先生からは、今日の処置の説明と、今後の治療についての話がなされる。

伊倉さんも一緒に話を聞いた。


「悪かったな、説明なしに痛い思いさせて」

ただ、首を横に振った。まだ腹痛が少しある。

「生理を誘発して、悪い経血を流すための処置だったんだ。これからは、これ」

渡されたのは、お菓子みたいなパッケージの薬。

「低容量ピルね。これを1日一つ、寝る前に飲んで。」

「……はい」

「生理が来る日をコントロールできる。なるべく毎日、同じ時間に飲むこと……まあ、伊倉がいるから大丈夫だと思うけど」

今日はもう、伊倉さんの表情を確認する余裕もない。

とても、投げやりな気持ちになってしまう。

どう頑張っても、治んないって。
おしっこの病気も、生理不順も。


俯いていると、伊倉さんが言った。

「海。大丈夫だから」

伊倉さんが背中をさすってくれる。

こっそり、バレないように涙を流すことしか、できなかった。


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