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さやか は ガマン が できない、の
第119章 人の家




僕はなんにもしてないのに



してないのに








血は呪い










五十猛...

ごめんね

遅くなってほんとに







お母様...








お母様?


美保神社でもそういわれた








私をお母様とよぶのは



空海、ミホツノヒメ、


そして





五十猛




お前









ドウナッテル?





神のときの

私の子ということ?









そういうことです

お母様










高位体といわれるものが

辛い試煉を与えられるけど






何というか


さすが五十猛






私の子だけあって

かなりの艱難辛苦だね










笑い事じゃありませんよ


全然違う歴史かかれて迷惑してるん
こっちです







たしかに

何、木の神様って







半分あってるんですけどね






ちゃんと史実きいてから

またここでかくよ





それでいい?








はい!


うれしいです




誰も私の声なんて聞こえないので



お母様は気づいてくれた






さすがです!








そう、無邪気な五十猛

わたしの








かわいいかわいい息子





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