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Kiss Again and Again
第16章 最後の扉

 「まだ 続きがある?」
 「どうしてほしいですか?」
 「このまま 自分で 挿れて」

 えっ・・・ パンティを脱がないまま? はずかしい・・・ それ・・・

 片手で樹さんの目を覆った。
 「あぁぁっ 見えない!」
 「みないで」
 「それじゃあ 意味がない」

 恥ずかしがると 樹さんを悦ばせるだけなのは わかっているのだけど。
 わたしの手を取り去り 「娼婦らしくしないと」
 瞳が 金色になっている。

 「・・・無理・・・できない・・・」
 「あゆちゃんは 自分で思っているより情熱的なんだよ。できるよ」
 決めかねて うつむいていると
 「髪で 見えない」 手を伸ばし 顔がよく見えるように 髪を耳にかけた。

 目を堅く閉じ クロッチ部分を寄せて 樹さんのそそり立っているものに腰を沈ませた。 いつもの分け入ってくるような いつもより更にきついような感覚。 それは 背筋を駆け上り 脳天まで届く。 最後まで挿れると 「あぁぁぁ・・・」声がでた。

 「今度は ブラをひらいて おっぱいをみせて」
 恥ずかしくて 泣きたくなるのだけど 言われた通り 赤いブラをひろげた。
 「手袋を脱いで 投げ捨てて」
 手袋を脱ぐと ドラマチックに ベッドの向こうに投げ捨てた。

 「両手で 髪をかきあげて」
 両腕を なるべく高く上げ 顎を反らし 望まれているポーズをとる。

 「ああぁ・・・ すごい・・・パーフェクト」
 その声を合図に 樹さんの胸に倒れこんだ。
 「今のセリフで 絶頂をむかえてしまいました」
 明るい笑い声。 繋がったまま 優しくキスされた。

 「すごく残念だけど そろそろ着けなくっちゃ」
 身体を起こし ブラからはみだしているおっぱいを舐める。

 「もっと計画的に 安全日にすればよかった」
 「ちゃんと憶えているの?」
 「忘れないように 一年後までメモしてある。 どう? どんなにいやらしい男かわかった?」

 一年後?

 「あっ・・・ 中がうずうずしてきた。 あゆちゃんは いやらしい男が好きなんだ」

 冗談に紛らわせようとしているけど 樹さんも 自分の犯したミスに気がついている。 一年後・・・なんて・・・

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