この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Kiss Again and Again
第7章 甘い生活

 「卵は 半熟でいいですか?」
 「エッグスタンドなんて あるんだ」
 「可愛かったから つい 買っちゃって」
 「あの花は なぁに?」
 「トルコ桔梗です」
 「あゆは 花がすきだね」

 ゆで卵とりんごとコーヒーの簡単な朝食だったけど とんでもなく幸せだった。 目が合うと 必ず微笑みがかえってきた。 そのたび ときめいた。
 小さめのTシャツを着た大好きな人と朝食をともにしている。


 時間よ とまれ。



 時間はとまらず 幸せは続いた。
 先輩とお出かけした。 手をつないだり 腕を組んだり 本当に恋人同士のように過ごした。 
 「先輩」と呼びかけると 無視された。
 「海」と言いなおすと 満面の笑みで 「なに?」 先輩は 子供のように無邪気で朗らかだった。

 「買い物があるんだけど」
 「はい。 どこに行きますか?」
 「ねぇ・・・ 今日も 泊まっても いい?」
 言いにくそうに照れながら 立花海は 言う。
 えっ・・・ うそ・・・ もっと一緒にいられるの? 今日は 土曜日で 明日は日曜日なのに? そんなこと していいの?
 うれしくて 腕にぎゅっ、って抱きついた。
 「それは いいってこと?」
 あなたに 「NO」と言える女の子がいるのなら 会ってみたい。

 それから 下着やTシャツ、スウェットパンツなんかを買った。
 「あゆんちに 置いておいても いい?」
 また うれしくて 腕に抱きついた。

 こんなに好きで 好きで どこまで好きになるのだろう・・・

/464ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ