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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第10章 花守乙帆 39歳⑧愛され拘束妻
「もっと唾を出して。亀頭をヌルヌルにするんだ」

「ひゃっ、ひゃい…あふう…!」

 乙帆のあごに滴るほどの唾液で濡れそぼった亀頭を引き上げると、佐伯はそれで乳首を擦った。

 潤滑剤があると、乳首もちんぽでさっきより強く擦れるのである。

 執拗な乳首責めを受けて、乙帆は、びくびくと身体を震わせた。乳首だけでも、微細な絶頂の波を感じつつあるのだろう。

「さてじゃあ、そろそろ入れようか」

 頃合いを見てついに佐伯が言った。すでに乙帆の身体は全身性感帯だ。絶頂を貪るだけの肉の塊と言ってもいい。

「あーっ、嬉しい…あなた、乙帆におちんぽ下さるのね…」

 不自由な身を揺すって悦びを表現する乙帆の膝を押さえつけ、佐伯は安定を保たせる。亀頭を肉裂に這わせ、クリトリスまで擦りあげると、乙帆は一足早い媚び声を上げた。

「あいいーっ!ひいーっ!ちんちん!ずりずり擦れて気持ちいいーっ!」

「ちんずり大好きだもんなあ、乙帆は」

「はいっ、はひーっ、乙帆ちんずり大好きですう!」

「愛してるよ乙帆、この変態」

 たっぷり焦らして言葉で辱しめてから、すとん、と佐伯は体重をかけた。

「あぎっ…!」

 乙帆は歯を食い縛ったが、もちろん苦痛のためではない。何しろ佐伯の肉柱はもはや何の抵抗もなく、根元まで一気に乙帆の膣道へ収まったのだから。

「ああーっすごい!…ああっ、おちんぽ!おちんぽ入る…おちんぽお…!」

「どうだ乙帆!ちんぽ気持ちいいか、どうだ答えろ!」

 しばらくは言葉にならないようだった。目隠しされた乙帆は、いつもよりまんこに神経が集中しているらしい。

 身じろぎもしないで胎内深く打ち込まれた男の肉杭をじっくり味わおうとしているようだった。
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