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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第19章 白田希美 30歳①妄想教師妻

「教え子たちに…調教されてしまう夢なんです…そのっ、性奴隷…って言うのでしょうか。裸になって、首輪でつながれて…延々と男子生徒たちを受け入れていくんです…みんな、顔も名前も知っている子たちです…」
佐伯は仰天した。取り繕ったつもりだが、何かしら驚愕が顔に出はしただろう。なるほど確かに、ものすごい淫夢ではある。
だが(と、あえて言うが)内容だけに限定するならば、希美の言うようなものはフィクションならどこにでもある。
AVにはもちろん、官能小説や成人コミックス、エロゲーまで『調教もの』で検索したなら、きっと一つや二つ、同一のシチュエーションは出てくるだろう。
そんなことより、それを夢にみるほどの妄想として、希美のような女性が言葉にして直接口に出してくると言うことそのものの方が、驚きなのだ。
「その夢はいつから?」
佐伯は、答えやすい部分から掘り下げた。希美はうつむきながら答えた。
「半年…くらい前からでしょうか…主人の出張が増えたせいかも知れませんし…その」
「欲求不満になって?」
こくん、と、希美は困り顔でうなずいた。
「旦那さんとは、どれくらいあるんですか?」
佐伯が立ち入った質問をすると、
「この一、二年はほとんど。…そうなる前は、月に二、三度と言うペースではあったとは思うんですが…」
「ほう…」
佐伯は、思うところは出さずにうなずくに留めた。
一般的な定義としてパートナーとの性交渉が、半年なかったら、セックスレスと言える。希美夫婦は確かにそこに、当てはまることになるが。さらに問題なのは、レスになる前の性生活である。
そもそもこんなに美人のパートナーがいて、月に二、三度とは。佐伯には理解できない。だがもちろん、個々の家庭のことだ、色んな事情がある。そのため、自分の感覚との比較を口に出すことはあえて避けた。
佐伯は仰天した。取り繕ったつもりだが、何かしら驚愕が顔に出はしただろう。なるほど確かに、ものすごい淫夢ではある。
だが(と、あえて言うが)内容だけに限定するならば、希美の言うようなものはフィクションならどこにでもある。
AVにはもちろん、官能小説や成人コミックス、エロゲーまで『調教もの』で検索したなら、きっと一つや二つ、同一のシチュエーションは出てくるだろう。
そんなことより、それを夢にみるほどの妄想として、希美のような女性が言葉にして直接口に出してくると言うことそのものの方が、驚きなのだ。
「その夢はいつから?」
佐伯は、答えやすい部分から掘り下げた。希美はうつむきながら答えた。
「半年…くらい前からでしょうか…主人の出張が増えたせいかも知れませんし…その」
「欲求不満になって?」
こくん、と、希美は困り顔でうなずいた。
「旦那さんとは、どれくらいあるんですか?」
佐伯が立ち入った質問をすると、
「この一、二年はほとんど。…そうなる前は、月に二、三度と言うペースではあったとは思うんですが…」
「ほう…」
佐伯は、思うところは出さずにうなずくに留めた。
一般的な定義としてパートナーとの性交渉が、半年なかったら、セックスレスと言える。希美夫婦は確かにそこに、当てはまることになるが。さらに問題なのは、レスになる前の性生活である。
そもそもこんなに美人のパートナーがいて、月に二、三度とは。佐伯には理解できない。だがもちろん、個々の家庭のことだ、色んな事情がある。そのため、自分の感覚との比較を口に出すことはあえて避けた。

