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DOLL(愛しきラブドール)
第2章 生きているラブドール

「今…声がした?」

俺は辺りを見回した。

だけど、狭いユニットバスなのだから
もちろん誰もいない。


『疲れているのかな…』

そう呟いてみたけれど、言葉とは裏腹に 
股間のイチモツはガチガチに勃起している。

それに湯で温めたからだろうか、
彼女がどんどん柔らかくなって
(おっぱいは元々柔らかかったけど)
ボディはしっとりしてきて
手に吸い付くようなまさしく餅肌になっていた。


「さあ、大事なところを洗おうね」

いよいよ彼女の股間へと手を伸ばす。

なんだか本当に人間の女を抱いてるようで
生まれて初めて
女体の神秘の割れ目に触れるんだという興奮で
冗談抜きで鼻血が出そうだった。



- 焦らさないで -


まただ!
また色っぽい声が…

「誰だ!」

俺は立ち上がってユニットバスのドアを開けた。

濡れた体のまま一通り部屋をチェックした。

ドアも窓もちゃんと鍵がかかっている。


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